S.I.(ストラクチュラル・インテグレーション)は生化学者アイダ・ロルフ博士(Ida P. Rolf Ph.D)によって確立された身体を構造(structure)的に統合する(integrate)ボディ・ワークです。
 創始者の名からロルフィング (Rolfing)という愛称でも親しまれています。 

 今の自分が、どれだけ拘束され、制限されているか、に気づいている人はほとんどいません。が、セッションが進むにつれまったく新しい自分の身体に出会い、驚愕されることと思います。かつての自分を思い返しても、食事に気遣い、スポーツもして人一倍健康という自負がありましたが、今からすればナント窮屈な身体で生活していたことか。S.I.に出会わずに生涯暮らしていたら、さぞ重苦しい人生だったろうと想像します。
 仕事、スポーツ、音楽等々伸び悩んでいる方、慢性的な症状でストレスを感じる方、トライアル(体験)セッションで身体が変化することを感じてみてください。身体は本来、もっと自由で軽く、イキイキとしています

 S.I.では端的に言うと身体と重力の関係を改善します。
 カラダが鉛直の一本のラインに整えられたとき初めて重力は身体に重圧を加える不都合なものではなく、身体をサポートする力となります。その状態、つまり構造的かつ機能的に美しく調和された身体こそ、あなたの持つ能力を最大限に発揮できる状態でもあります。

 その手法は、骨格や筋肉等を局所的に扱うのではなく、体を形作っている「筋膜」という組織に焦点を当て全身をひとつの身体としてみているところが特徴的です。例えば、骨格の歪みに対して力を加え、もとの位置に戻すことはその場しのぎにはなりますが、全身の釣合いの中でその歪みをつくる原因を取り除かなければ根本的な解決にはならない、ということです。
  また、施術者任せでは無く、受け手が積極的に参加する事で自身の学び・気づきを多く獲得しながらセッションを作り上げていくのも、この手技の特徴といえるでしょう。

 S.I.では、全10回の系統立てられたセッション(施術)により姿勢や身体機能の持続性のある改善が見られます。 10回のシリーズは、そこで完結するのではなく、よりよい身体へのスタートです。

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 基本10セッションは10回全て違う施術をします。また、一人一人からだの状態、反応を見ながらのセッションですので、同じセッションは2つとありません。いわば完全オーダーメイドの施術です。

 いずれのセッションもまずは立位、そして歩行などの簡単な動きを拝見させていただく事からはじめます。現在のバランスや前回からの変化を確認し、そのセッションの目的を達成するために、どのような順序、方法で施術者がアプローチをしていくか考えます。
 その後、施術テーブルの上に横たわっていただき施術を開始します。施術者は、指、手、肘等を使い適切な圧力や方向性をかけて、身体の変化を促します。2つとして同じタッチ、ストロークはなく、変化や反応を見ながら進めていきます。また、受けての方にも、必要に応じて姿勢を変えていただいたり、身体を動かしたり、意識的な呼吸をしていただいたりします。
 施術終了後に、身体の動きを確認し、次回セッションまでに気をつけていただきたいことなどをお話して終わります。
 全てを含めておよそ90分です。

 基本の10セッション(Basic 10 series)は、次のように成り立っています。

◆1〜3回は体の表層部分に働きかけます。
・第1セッション:腕、胸部、股関節、大腿部後、背中、頸:呼吸機能の改善
・第2セッション:脚、足、背中、頸:土台としての足づくり
・第3セッション:体側(膝〜頸)、頸:前後のバランス(立体感)
◆4〜7回は体の深層部分に働きかけます。
・第4セッション:脚の内側、骨盤底、頸:体の中心へ向かう支えづくり
・第5セッション:胸部、腹部、鼠径部、大腿、頸:腹部、腰部から骨盤を挟んだ脚へのバランス
・第6セッション:足、脚後面、腰、頸:呼吸する仙骨、整列した脚
・第7セッション:肩、頸、頭、顔、口内、鼻腔内:頸、頭部のバランス
◆8〜10回は表層と深層とにつながりを持たせて、全体をひとつの身体として統合していきます。
・第8セッション:下半身(もしくは上半身)のバランス、統合
・第9セッション:上半身(もしくは下半身)のバランス、統合
・第10セッション:身体全体のバランス、統合

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 このS.I.(ストラクチュラル・インテグレーション)は近年Rolfing(ロルフィング)の名で紹介されることが多くなってきました。
 Structural Integrationというのがもともとロルフ博士が命名したこの手技の名前なのですが、いつしかRolfing(ロルフ式?)という愛称で知れ渡るようになり、その施術者はRolfer(ロルファー) と呼ばれていました。
 現在は複数ある養成校のひとつが商標として登録して利用しています。手技としてはどれも同じロルフ博士の10セッションからなっているのですが、養成校により呼び名が違うということです。ロルフ博士自身が付けた「Structural Integration」も、もう少し知られるといいな、と思っています。
 私が卒業したThe Guild for Structural Integration(G.S.I.)は数ある養成校の中でも、ロルフ博士自身が養成校を始めるにあたって最初に指名し、自ら指導した2名のインストラクターがロルフ博士亡き後も運営、指導に当たっている伝統校で、そのうちの1名、私が師事したEmmettは世界中の指導者からもマスターティーチャーと崇敬され、今でも現役で指導に当たっています。(ロルフ博士愛弟子のもう一人、Perterも2005年に遺去するまで同 じくG.S.I.にて教鞭をとっていました。)



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代表:大塚 由洋(米国GSI公認施術者)


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